ID : 11233
公開日 : 2009年 4月 7日
タイトル
日田市が失業者対策兼ね、林業担い手育成
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090407-OYT8T00958.htm
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元urltop:
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写真:
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日田市は、失業者対策を兼ね、基幹産業の一つである林業の担い手育成を図る事業を6日から始めた。国の交付金を活用し、市森林組合に市有林の維持管理を委託。同組合に臨時職員として雇われた元飲食
店員ら8人がさっそく市有林で、下草刈りに汗を流した。
「森の担い手緊急雇用対策事業」で、市は交付金を積み立てた基金1億円のうち、今年度から3年間で4300万円を活用。同組合の臨時職員の給料や備品、電動ノコギリを扱う資格の取得費などに充てる。
雇用された8人は、元飲食店員や自衛官、警備会社員ら18~50歳の男性。雇用契約は1年間だが、その後、同組合が運営する森林整備センターの職員になるか、契約で仕事を請け負うことになるという。
6日に同市庄手の同組合事務所で行われた仕事始め式では、佐藤陽一市長が「林業は、木材価格が安く、厳しい状況だが、水田のかん養や景観づくりに重要な役割を担っている。森を守る担い手になってほしい」とあい
さつした。
実家が農業で、山林を所有する中津市山国町の元居酒屋店員板東寿大さん(19)は「後を継ぐために応募した。1年間頑張って、林業の担い手になりたい」と話した。
8人は仕事始め式の後、日田市君迫町の萩尾公園内の市有林で、スギの根元に生い茂った下草を刈った。同市花月の梶原将史さん(31)は「妻の実家でシイタケ栽培を手伝っている。海育ちで山を知らないので、いろ
いろ学びたい。きれいな山林をつくり、若い人が林業に興味を持てるようにしたい」と意気込んでいた。
同市はこのほか、残る基金を活用し、液肥の実証実験や特産品開発に取り組む企業に事業委託することで、少なくとも45人の雇用を生み出す考えだ。
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