ID : 11148
公開日 : 2009年 4月 7日
タイトル
古紙使い人工木材
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090406-OYT8T01271.htm
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元urltop:
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写真:
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春日井の会社 強度、耐久性を確立
古紙を再利用したボードを使った天板
春日井市のプラスチック製品製造会社「泉製作所」(猿渡利光社長)が、新聞紙などの古紙を再利用した人工木材を開発し、小中学校の教室で使う机の天板などとして販売を開始した。天然木や合板と同様に釘を打っ
たり、彫ったりでき、同社では広範囲での利用を期待している。
同社は7、8年前から、新分野として古紙の再利用を研究してきた。古紙を溶かして成形した板にフェノール樹脂をしみ込ませて幾層も重ね、高周波プレス機で均一に加熱しながら圧力をかけることで、耐久性に優れた
ボードを作る技術を確立した。樹脂からの有害物の排出を抑え、教室机に求められる厳しい規格をクリアしたという。
また、木板のような繊維の方向がないため加工しやすく、水に強く腐りにくい特徴も備えている。天板として春日井、小牧市教委や県教委などに採用を働きかけるとともに、図工の版画の材料や、廃棄に費用がかかるパ
チンコ台などへの利用も研究している。合板などに比べて価格が2、3割高く、コスト削減が課題。
開発、販売を担当する子会社「浪漫」の島村均社長(72)は「大量に出る新聞紙や週刊誌などの古紙を見て、再利用できないかと考え続けてきた。天然の木を使わなくてよくなれば、子どもたちへの環境教育にもなる」
と話している。
人工木材についての問い合わせは同社(0568・87・4010)。
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