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ID : 11064
公開日 : 2009年 3月27日
タイトル
処理に苦慮する関係機関  責任の明確化が急務
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新聞名
八重山毎日オンライン
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元URL.
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13295/
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元urltop:
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写真:
 
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竹富町内の港湾施設内に荷物を運ぶ際の土台として使用された木製パレットや包装に使用されたビニール類が放置され、問題化している。放置物の所有が不明確なため、責任の所在が分からず、行政や船舶関 係者とも処理に苦慮しているのが現状だ。(下野宏一記者) ■放置物の現状  町によると、竹富東港や小浜港、仲間港を中心とする町内の各港湾で、飼・肥料やブロックなどを乗せて運搬した木製パレットや包装したビニールなどが多数放置され、施設の利便性や景観を悪化させている。
 荷受け側が荷物だけを持ち帰り、土台を残した結果だ。また、その大半が廃材同然で、再利用は困難な状態という。
■認識のズレ  放置物の処理について離島間に貨物船を運航する船会社では「自分たちのパレットは必ず持ち帰っている」としたうえで「(荷物と一緒に)梱包(こんぽう)されたビニールやパレットなどは荷受け側が片付けるべきだ」と主 張。それまで処理するならば「別に処理費用を徴収するしかない」としている。
 一方、荷物を受け取る側からは「パレットは荷物を運びやすいように土台として付けられているだけ」と、パレット自体を荷物と認識していない声が聞かれ、船会社と認識のズレが生じている。
■難航する処理費用  放置されたパレットなどは、産業廃棄物として町内では処理できず、市内の産廃施設での処理が必要。船会社では「場所を決めて置いてくれれば持ち帰ることは可能」と、石垣港までの輸送面への協力には前向きだが、 処理費用の負担については「厳しい」との見解を示している。町も、現状では予算化しておらず、支出は困難な状況だ。
  ■求められるルールづくり  担当する町建設課では、新年度で各地域の公民館長などを集めて対応を協議し、船会社などの協力を得て、5月の大型連休前には、現在の放置物を処理したい考えだ。
 しかし、責任の所在、処理費用の負担を明確化しなければ、同じことの繰り返しとなるだけに、荷物を受け取る側の意識改革とともに、行政や船会社、地域を網羅した明確なルールづくりが必要だ。
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