ID : 10876
公開日 : 2009年 3月12日
タイトル
木彫り観音像 ふる里に帰る 珠洲・宝立18年ぶり
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20090313/CK2009031302000143.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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珠洲市宝立町柏原にある小屋ダムの建設工事現場で市民が見つけ保管していた木彫り観音像が十二日、十八年ぶりに地元へ戻り、ダム横を通る県道沿いに建立されたほこらに安置された。
小屋ダムは一九七九年度に着工、九二年度末に完成した。同市野々江町の竹筆作家・釈迦院時雄さん(83)がダムに水がためられる直前の九一年春、柏原地内に山菜採りに来たところ、通りすがりの人から観音像の存
在を聞かされ、泥に埋もれた観音像を発見。このままではダム底に沈んでしまうと、自宅に持ち帰り保管していた。
観音像は高さ二十一センチで、自然木(高さ六十三センチ)に開いた穴の中に据えられている。
僧侶の読経の中、手を合わせる地元住民ら=いずれも珠洲市宝立町で
釈迦院さんが、地区に戻したいと希望していたところ、柏原地区の中塚昭三区長(83)が聞き付け、受け入れを申し出て御影石製のほこらを建てた。
この日、観音像が戻ると地元住民ら約三十人が出迎え、観音像が自然木とともにほこらに安置された。住民らは僧侶による読経の中、静かに手を合わせた。釈迦院さんは「(観音像は)穏やかでいい顔をしている。いつ
までも伝えていってほしい」と話した。
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