ID : 10842
公開日 : 2009年 3月11日
タイトル
木製便座の“逸品”、災害用マンホール型トイレ寄贈/小田原
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新聞名
神奈川新聞
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元URL.
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmar0903138/
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元urltop:
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写真:
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小田原市防災協定団体協議会(譲原彰会長)は十一日、市に災害用マンホール型トイレ二十基を寄贈した。市販のテントと手作りした木製の便座などを組み合わせた“逸品”で、市の担当者は「軽量かつ折り畳み
可能で、備蓄に最適」と喜んでいる。
同協議会は昨年六月に発足した。同市管工事協同組合、同市建築協同組合、同市電設協力会、同市土木建設協同組合の四団体(九十四社加盟)で構成する。
主要事業は(1)災害用マンホールの備蓄(2)防犯パトロール(3)市社会福祉施設の補修―の三つ。
災害用マンホール型トイレをめぐっては、鉄製のフェンスや木材を材料に試作したものの、「重くてかさばり、備蓄に向かなかった」(同協議会)ため、海岸で着替えなどに使われるテントに着目。木製の角材とロープで
テントを固定し、マンホールの穴をふさぐ便座を手作りすることにした。原価は一セット約一万円という。
同協議会はこの日、市役所の前庭でトイレを組み立ててお披露目し、目録を加藤憲一市長に手渡した。同協議会は今年からの五年で計百基を寄贈する。市は広域避難所に指定されている全二十五小学校に順次備蓄
する方針。
同協議会は二月から加盟全社による防犯パトロールを実施。市社会福祉施設五カ所を補修する協定を同日、市と結んだ。
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