ID : 1155
公開日 : 2006年 6月10日
タイトル
経営難のフォレストみさくぼ 事業継承へ協組設立へ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060609/lcl_____siz_____002.shtml
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元urltop:
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写真:
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経営難に陥っていた第三セクターの製材会社「フォレストみさくぼ」(浜松市水窪町)を引き継ぐ協同組合の創立総会が八日、同市水窪山村開発センターで開かれた。六月末ごろまでに営業譲渡契約を結ぶ予定
で、今後は金額や条件面で詰めの交渉を進めていく。 (河野貴子)
「みさくぼ」は十三年前、林業活性化を目的に、旧水窪町、地元関係者らが約五億七千万円をかけて設立。国産材加工販売などを手掛けてきたが、売り上げは二〇〇〇年度(約一億九千万円)をピークに、〇四年度は約
八千百万円にまで落ち込んでいた。負債額は約一億円に上るという。合併後の浜松市は〇六年度以降、財政支援をしない方針を決め、事業の引き継ぎ先を探していた。
今回設立されたのは浜松、袋井、藤枝市などの原木販売や製材会社など七社が参加した「天竜T・S・ドライシステム協同組合」。「みさくぼ」の負債の一部と建物、設備、従業員十人は、同組合で引き継ぐという。組合で
は「かびにくく、害虫がつきにくいうえ割れにくい」特長を持つといわれる新月に伐採した木と、天然乾燥、出荷証明書などをセットにして「新月伐採木」として販売。ブランド化により天竜材の販路拡大を目指す。
代表理事に就任した森秋男さん(69)=森材木店社長、浜松市三和町=は「いかに販売し、コストダウンするか、問題はいろいろあるが、一つずつ解決したい。水窪の皆さんと一緒に、林業振興のために進んでいきた
い」と抱負を述べた。
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