ID : 10379
公開日 : 2009年 2月 3日
タイトル
西大寺会陽前に宝木取りの儀式 古式にのっとり道中無言
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新聞名
山陽新聞
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元URL.
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/02/05/2009020511135640019.html
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写真:
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天下の奇祭・裸祭りで知られる「西大寺会陽」で、裸の男たちが争奪戦を繰り広げる宝木(しんぎ)の原木を取りに行く「宝木取り」の儀式が5日午前零時から行われた。会陽の舞台になる西大寺観音院(岡山市
西大寺中)と原木を切り出す無量寿院(同市広谷)の間を古式にのっとって使者が無言で往復した。
使者は、正使を務める岡村庄三郎さん(61)=備前市東片上、先導役の棒頭上野辰男さん(68)=岡山市西大寺中野本町=ら同院の世話人9人。裃(かみしも)や法被にすげがさ、わらじという昔ながらの姿で、ちょうちん
の明かりを頼りに、芥子山中腹の無量寿院まで約4キロの道のりを約40分かけて歩き、同院の大石隆英住職から原木を納めた「挟箱(はさみばこ)」を受け取り、再び無言で来た道を引き返した。
観音院では同日午前10時から「宝木削り」が行われ、坪井全広住職らが「会陽事始め」で磨かれた道具を使って一対の宝木(長さ約20センチ、直径約4センチ)を完成させた。宝木は8日から14日間にわたって五穀豊
穣(ほうじょう)や天下太平などを祈願する「修正会(しゅしょうえ)」の後、結願となる21日深夜に裸群に投下される。
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