ID : 10365
公開日 : 2009年 2月 4日
タイトル
ペレット燃料普及へ ストーブ購入に助成検討 地元の間伐材活用 環境保護と一石二鳥狙う 東峰村
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/75183
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元urltop:
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写真:
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木材を原料にした「ペレット燃料」を使うストーブを家庭に浸透させ、環境問題の解決と地域資源活用の一石二鳥を狙おうと、東峰村は、高額なペレット用ストーブの購入費助成制度を導入する検討を始めた。
ペレットは持続的な有機性資源「バイオマス燃料」として注目される。間伐材や建築端材などを乾燥、圧縮して作られ、燃焼した際に発生する二酸化炭素は、樹木の成長過程で吸収した二酸化炭素と同量程度にとどま
ることから、化石燃料に比べ、地球温暖化防止に役立つとされている。
また、山間部に位置する同村にとって、原料となる間伐材の安定供給も見込める。村内の間伐材の搬出量は年間約1500立方メートルに及び、建築資材に使えず、現地に残された“傷物”も少なくないため、廃棄物の有
効活用も念頭に普及を目指す。
村企画振興課によると、同村域は大分県境との山あいに広がり、冬場の冷え込みが厳しく、各家庭の石油ストーブの使用期間も長い。このため「地域を取り巻く環境を守り、資源の活用にもつなげる」という。
今後、1台30万円以上のペレットストーブの補助割合を詰めていくほか、地元の森林組合とも協議し、原料の供給方法やコスト面などの検討を進める。早ければ2010年度にも制度化する考えだ。
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