ID : 10359
公開日 : 2009年 2月 2日
タイトル
里山を学ぼう 旧大塔村山林で講座
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=161567
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元urltop:
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写真:
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自然環境学習に取り組む任意団体「熊野百間渓谷自然学校」は今年から、旧大塔村(和歌山県田辺市)の山林を活用し、山間地域の生活と自然のかかわりを学ぶ講座「温故知新の里山づくり」を開催している。キ
ノコの栽培や自然観察、林業体験を通じ、山里に伝わる生活の知恵を身に付ける。
プログラムは、人々の暮らしに密接にかかわる山の機能を知り、楽しみながら里山づくりを学ぶことが狙い。現地での自然観察、体験学習を中心に3回に分けて実施している。
このほど、キノコをテーマにした1回目の講座を、田辺市熊野で開いた。市内の小中学生ら8人が参加した。
森林インストラクターや地元ボランティアの案内で、百間山渓谷近くの山林に入り、キノコが生育する環境を観察した。枯れた木を分解して土に栄養分を戻すキノコの役割を学んだ。
その後、参加者はキノコの栽培に挑戦。ヒノキやアカシデのほだ木に電動ドリルで穴を開け、ナメコとシイタケの菌を植えた。それぞれ自分の名前を書いたほだ木に、スギの葉をかぶせた。収穫できる来年まで自然学校
が育てる。
次回は22日、同市面川で材木をテーマに開催する。山林で樹木を観察した後、簡易製材機などを使用して、材木に適した木材の種類を考える。最終回は3月1日、会場は同じで木工体験がある。募集人数はいずれも2
0人。参加費は1人500円。問い合わせ、申し込みは自然学校事務局のカモン館(0739・49・0434)へ。
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