ID　：　10145

公開日　：　2009年 1月15日

タイトル

究極の木工技術 美術愛好家魅了　米子・山陰歴史館

新聞名

山陰中央新報

元URL.

http://www.sanin-chuo.co.jp/hobby/modules/news/article.php?storyid=509331085

元urltop:

写真:

　

昨年十二月に県指定無形文化財「木工芸」の保持者に認定された米子市陽田町の森脇信夫さん（８３）の記念展「鳥取県の至宝・森脇信夫の世界～木の美を極める技～」が、同市中町の市立山陰歴史館で開かれ 、正確で高い技術に裏打ちされた木工芸作品約五十点が訪れる美術愛好家をうならせている。十九日までで十三日は休館。
　森脇信夫さんは、指（さし）物、挽（ひき）物、刳（くり）物、木象嵌（もくぞうがん）という多彩な技法を極める木工芸家。一九九二年からは日本伝統工芸展に連続入選するなど、全国的にも高い評価を受けている。
　昨年十二月下旬には、県指定無形文化財の保持者として認定も受け、今回の展示会はその記念展として開催した。
　以前から、日本伝統工芸展で森脇さんの作品を度々鑑賞していたという同市大谷町の山崎晃さん（６９）は「やっぱりすごい。プロ中のプロだ。良い材料とそれを生かせる技術がなければ、こんな素晴らしいものはできな い」と作品を眺め、ため息をついていた。

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