ID　：　10090

公開日　：　2009年 1月　9日

タイトル

日南で木材の新春初市

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090108-OYT8T00721.htm

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県森林組合連合会の新春初市が８日、日南市の県森連日南林産物流通センターで行われた。飫肥杉の産地として知られる日南だが、初日の平均価格は１立方メートル当たり約９０００円にとどまり、昨年並みの出 だしとなった。
　競りには、県内外から２５業者が参加。飫肥杉などの原木２５００立方メートルが、競り人の威勢のよい掛け声とともに次々と競りにかけられた。
　競りの冒頭には、谷口義幸市長らが競り人を担当し、１立方メートル当たり１万２５００円の高値で競り落とされた。
　同センターによると、飫肥杉を中心とする県産材は、ピーク時の１９７０年代には、１立方メートル当たり３万円以上の値が付いていた。しかし、住宅需要の落ち込みや輸入材の流入などが影響し、価格は低迷している。
　佐藤友美所長は「この不景気で、価格は上がらず、今年も昨年並みに厳しいことが予想される。国内需要が伸びないと非常に苦しく、もっと木材を使ってもらいたい」と話していた。

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