ID　：　10061

公開日　：　2009年 1月　8日

タイトル

夜空に炎幸運祈る　「木うそ」を交換

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090107-OYT8T00871.htm

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太宰府市の太宰府天満宮で７日夜、お堂にこもる鬼をいぶりだして幸運を祈る勇壮な火祭り「鬼すべ」と、昨年１年間についたうそを誠心に替えて開運を願う「うそ替え」の二つの神事があり、約１万３０００人の参 拝客でにぎわった。
　「鬼すべ」は平安時代から続く伝統行事。寒空の下、筒袖に縄鉢巻き姿の氏子ら約４００人が鬼を追い払う「燻手(すべて)」と鬼を守る「鬼警固(けいご)」などに分かれ、陣取った。午後９時過ぎ、「鬼すべ堂」の前のわらなど に燻手が火を放ち、「鬼じゃ、鬼じゃ」と声をかけながら大うちわで煙を堂内へ。堂内の鬼警固は煙を外に出そうと木づちで板壁を打ち破って応戦した。 「替えまっしょ」と言いながら「木うそ」を替え合う参拝客ら 　巨大な炎が夜空を焦がした激しい攻防戦の末、鬼は煙に耐えられずに外へ。最後は神職らが鬼に豆を浴びせて退治した。
　これに先立つ「うそ替え」は、祭神・菅原道真の使いで幸運の象徴とされる鳥の「ウソ」にちなみ、参拝客が木彫りの「木うそ」を交換して昨年１年間のうそをきれいに清算した。参拝客に交じって参加した神職が持つ木う そが当たると純金製の「金うそ」と交換でき、当たった６人は大喜びだった。（

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