ID : 85
公開日 : 2006年 4月16日
タイトル
あふれる天然材の香り 木の博物館が完成 岩槻区・木力館
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新聞名
埼玉新聞
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元URL.
http://www.saitama-np.co.jp/news04/16/11x.html
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元urltop:
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写真:
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県産木材の良さなどを知ってもらおうと、さいたま市岩槻区の材木屋・大槻忠男さん(69)が自社の敷地内に建設していた木の博物館「木力(きりょく)館」が完成し、十五日に記念式典が行われた。建築構想から約
三年。天然木にこだわり、腕のいい大工が手間暇かけて造った博物館だ。
完成した木力館は二階建て。延べ床面積は約二百八十平方メートルで、上から見ると六角形になっているのが特徴。建物の高さは約十メートル。天然の唐松やヒノキ、ケヤキなどをふんだんに使い、館内は木の香りで
あふれている。
大槻さんは材木卸業として働くこと五十年。人生の大半を材木に費やしてきただけに、国産材、県産材の良さを広く知ってもらいたいという思いが人一倍強い。そこで「自然素材に興味を持ってもらい、材木と触れ合え
る場所を」と同館を建設することになった。
記念式典では、大勢の来場者が早速、館内に入り「木のぬくもり」を体感。大槻さんが「木の良さを言葉だけではなく、肌で感じてもらいたい。一人でも多くの人に国産材の良さを知ってもらえれば」と感慨深げにあいさつ
し、来賓の相川宗一・さいたま市長や杉田勝彦・県農林部長らが祝辞を述べた。
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