ID　：　1049

公開日　：　2006年 5月20日

タイトル

西表仲間川のサキシマスオウノキ見学用テラスを改修

新聞名

八重山毎日オンライン

元URL.

http://www.y-mainichi.co.jp/article.php?id=4852

元urltop:

写真:

　

林野庁九州森林管理局沖縄管理所と西表島仲間川地区保全利用協定締結観光事業者5社は、林野庁選定の「森の巨人たち百選」にも選ばれている「サキシマスオウノキ」(樹高18メートル、板根回り33メートル、 板根の高さ3.3メートル)周辺整備事業として、同木周囲の見学用テラスを今年4月までに改修した。 同サキシマスオウノキは西表仲間川の国有林内にあり、年間数10万人の観光客が訪れる観光名所のひとつにもなっている。周辺土壌が踏み固められることで同木の生育が阻害されるため、同庁では1998年度にも見学 用テラスを整備していた。 同テラスが老朽化したため、今回新たに同事業者5社とともに同事業を実施。総事業費は1100万円(国700万円、事業者400万円)で2月中旬から着工、3月下旬までに完成した。 改修されたテラスは木材を使用。コンクリートを使わない木杭打ち込み工法で、見学者がテラスから降りて周囲の根元を踏み固めないように防護さくも新たに設置している。 同沖縄森林管理所の池田勉流域管理調整官は「サキシマスオウノキは周辺土壌を踏み固められることがもっとも悪影響を及ぼす」と話しており、地元事業者とともに防護さくの維持管理を行っていく方針。

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