ID : 9942
公開日 : 2008年 12月19日
タイトル
木くずストーブ熱い人気 暖房費軽減購入公費助成も
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081220-OYT8T00139.htm
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元urltop:
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写真:
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県内の農家や事業所、一般住宅で、木くずを再利用した安価な燃料を使用する「ペレットストーブ」を導入する動きが加速している。環境に優しい暖房設備として知られるが、夏場の燃料価格高騰や景気低迷
で注目度が急上昇。農業用ハウスの燃料費を3分の1に抑えた実例もあり、助成制度を設ける自治体が県内で増えていることも追い風だ。
ペレットストーブは、木材製造などで生じる木くずを粉砕、圧縮した木質バイオマス「ペレット」を燃焼する。夏場の灯油価格の上昇で、単位熱量当たりの燃料費は一時、ペレットが灯油の半分程度になったこともあった。
灯油価格が落ち着いた現在でも1割ほど割安。成長の過程で地球上のCO2を吸収した木が原料なため、燃焼しても地球上のCO2量は変わらず、料理のアク抜きや肥料としても利用できる。
寒河江市幸生のサクランボ農園経営、菊地博信さん(55)は、今年2月にボイラー型の大型ペレットストーブを約700平方メートルのハウスに試験的に導入。A重油ボイラーを使った昨年に比べ、燃料費は約3分の1の
25万円で済んだ。「本体価格は倍以上するが、助成があれば数年で元は取れる」と期待する。
事業所や家庭用は、30万円前後が売れ筋。発熱性能が同クラスの灯油ストーブに比べ値段は倍以上だが、県内では山形、酒田、寒河江の各市が昨年から、大江町が今年5月から、購入費の3分の1(上限10万円)を助
成する制度を始めた。今年度の申し込みは山形市12台、大江町2台。県村山総合支庁も環境省の助成事業(上限20万円)の窓口で、31台を承認した。
県産木材のくずからペレットを生産する共同組合山形ウッドエネルギー(寒河江市)によると、生産量は06年280トン、07年480トンと増えており、今年は600トンを超える見通し。クリーンエネルギーへの意識は高ま
りを見せており、普及にさらに弾みがつきそうだ。
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