ID　：　9824

公開日　：　2008年 12月11日

タイトル

ドイツ木工マイスターに受け継がれる匠展

新聞名

MSN産経ニュース

元URL.

http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/081210/art0812101626003-n1.htm

写真:

　

　素朴な暖かさが感じられるドイツ製木工おもちゃを集めた展示会「ドイツ木工マイスターに受け継がれる匠（たくみ）展」が、１２月２５日まで東京・銀座のミキモト本店で開かれている。「木工クリスマス飾りの村 」として知られるドイツ東部・ザクセン州エルツゲビルゲ地方のザイフェン村で作られたもので、特に木製シャンデリアの公開は日本で初めて。日本に残る最古の「ノアの方舟（はこぶね）」もあり、見どころに事欠かない。
　展示されているのは、ザイフェン村の木工マイスター（職人）らが１９世紀末～２０世紀初頭に作った木製工芸品約３０点。現地の博物館が収蔵していたもので、からくり人形作家で現代玩具博物館（岡山市）館長の西田 明夫さんが仲介役となり、日本での公開が実現した。
　木製シャンデリアは２つ展示されており、実際に家庭で使われていたもの。約１２０の「部品」から成り、クリスマスが近づくと毎年組み立てられたという。

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