ID : 9782
公開日 : 2008年 12月 9日
タイトル
将棋駒、30年間で4万7000枚製作
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081209/CK2008120902000045.html?ref=rank
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元urltop:
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写真:
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日本将棋連盟尾張一宮支部長を務める一宮市大浜1の板金業神田和徳さん(54)は約30年の間に、約700種の木材を用いて約4万7000枚の将棋の駒を自作した。将棋専門誌の表紙を飾ったこともあるそれ
らの駒の一部が、一宮市木曽川町黒田の木曽川資料館で展示されている。来年1月12日まで。
神田さんはアマチュア四段の将棋愛好家。三十数年前に将棋の駒と盤を買いに行ったとき、お金が足りずに購入できず、駒を自作。その駒で対局すると、不思議と勝てたことから、駒作りにのめり込んだ。
将棋の駒によく使われるツゲはもちろん、アジサイ、コクタンなど手に入る木材は何でも使う。二〇〇三年には東急ハンズが主催する手作り作品のコンテスト、第十八回ハンズ大賞で「ハンズ・マインド賞」を受賞。作っ
た駒は雑誌「将棋世界」の表紙を何度も飾っている。
駒の形はハート形からウサギ形までさまざま。「文字の色が黒一色では面白くない」と赤や黄を文字の部分に用いた駒や、歴代の有名なプロ棋士の似顔絵やゾウ、カエル、毛虫の絵を描いた駒もある。
今回はこれまでに作った駒のうち約五十種類を展示。来年一月十一日午前十時からは、展示された駒を使って自由に参加できる将棋大会も開く。
神田さんは「駒の最高の原料といわれるツゲを超える木材を見つけ、将棋盤の升目の数(八十一升)にちなみ、八百十種類の木材を使い、駒を完成させたい」と意気込んでいる。
入場無料。(問)同資料館=電0586(87)5197
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