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ID : 9721
公開日 : 2008年 12月 5日
タイトル
間伐材利用の好機 民間団体が提言
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12705
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写真:
 
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八ケ岳山ろくの森林を学び楽しみを多くの人に伝えようと活動する茅野市の民間団体八ケ岳森林文化の会の学習部会(南波一郎部会長)は、昨年度から取り組んできた「茅野市の間伐現状と間伐材の利用につい て」の調査結果をまとめた。間伐が進まない状況の中で「今が間伐材を利用する好機。バイオマスを効率的に利用する仕組み作りを」と提言している。
 八ケ岳森林文化の会は2002年5月に発足。森づくり部会、学習部会、森林観察部会の3部会で森づくりを実践、研究、調査している。このうち学習部会は間伐材の有効利用について資料を集め現地視察などを行ってき た。今回、県や市町村、森林組合などの協力で関係する統計資料を調べ、茅野市の森林の現状がどうなっているかにまで踏み込んだ。
 まとめによると、同市の民有林で未整備の森林3,800ヘクタールを10年間で間伐するには従来の間伐のペースでは困難であり、さらに間伐材の搬出率8―10%は県内平均21%を下回る数字だとした。
 間伐が遅れる原因として▽個人所有林は採算面、境界不明、所有者不在▽財産区や会社所有林では採算面―を挙げた。搬出率が低い背景に▽用材の地域需要がない▽安定供給する製材所、乾燥所、木工所がない▽ 地域材を利用する動きが少ない―ことを指摘した。
 地域間伐材利用の促進に向けては、木質ペレットの将来性に触れながら関係機関の共同事業による需要の創造と間伐材搬出率の向上を促した。資材供給源となる茅野市での間伐推進の課題は▽個人有林や会社有林 の間伐▽機械化や他地域との連携による人手不足の解消▽間伐―利用の仕組みづくり▽行政の後押し―とした。
 南波部会長は「森林は環境や防災などの面からも関心は高い。補助金など間伐に向けての条件は良くなっているのでは。調査の中で専門家からも『森林のことを考えても今切るしかない』という話は聞く。考え方を切り 替える時期では」と話した。
 今回の調査結果は、茅野市役所1階ロビーで市内の森林づくりにかかわる団体の活動報告展の中で発表している。展示は12日まで。
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