ID : 9598
公開日 : 2008年 12月 9日
タイトル
家具産業支援へ 関連倒産相次ぎ、1125万円を計上
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081210ddlk40010421000c.html
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元urltop:
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写真:
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◇「利子負担を軽減」
材料の高騰や世界的金融危機の影響で経営破綻(はたん)が相次ぐ大川市の伝統産業「大川家具」関連の中小企業などを支援しようと、大川市は市の事業資金融資制度を利用する企業に対し、利子補てん枠を現在の
0・5%から1%に引き上げる方針を決めた。1日開会した12月定例議会に関連予算1125万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案した。【松尾雅也】
大川市によると、今年1月から11月までの市内の大川家具関連企業の倒産は8件(前年同期比2件増)。大型倒産が相次いだことから負債総額は約39億7000万円(同約29億1000万円増)に上っている。材料の高騰
や消費低迷に加え、金融機関の貸し渋りによる資金繰り悪化などが原因とみられる。
こうした中、大川家具はこれまで長年守ってきた「出荷額日本一」の座を、「カリモク家具」を中心とする愛知県知多・衣浦(きぬうら)地区に明け渡していたことが経済産業省の06年工業統計調査で判明。調査によると、
06年の大川家具の出荷額は約598億円で、約774億円だった知多・衣浦地区に約176億円の差をつけられていた。
このような状況から、苦境に立たされている家具関連企業を中心にした支援の一助になればと、初めて利子補てん枠を引き上げる方針を決めた。また、県の融資も利子を補てんするという。
利子補てんは、市内に事業所を構える中小企業で、11月4日~来年3月末までに受け付けた融資が対象。12日の12月定例議会最終本会議で予算案が可決され次第実施する構え。
植木光治市長は「事業者の利子負担を少しでも軽減できるように市としてもできる限り支援したい」と話している。
問い合わせは、同市インテリア課0944・87・2101。
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