ID : 9537
公開日 : 2008年 11月28日
タイトル
鉄腕」稲尾さんの功績たたえ、母校OBらアオダモ植樹
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/oita/20081125-OYS1T00203.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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昨年11月に悪性腫瘍(しゅよう)のため70歳で死去した別府市出身の元プロ野球・西鉄ライオンズ投手、稲尾和久さんの功績をたたえる記念の植樹が24日、同市民球場前で行われた。稲尾さんの母校、旧別
府緑丘高(現芸術緑丘高)の野球部OB会(小滝台治会長)が企画し、バットの原木となるアオダモを植えた。
雨の中、浜田博市長や野球部OBら12人が出席し、アオダモの根元にスコップで土を盛った。すぐ脇には「鉄腕稲尾」と書かれた植樹の記念碑を設置した。
浜田市長は「アオダモが育つようにと稲尾さんが雨を降らせたのでしょう。すくすくと育つアオダモのように、また別府から名選手が育ってほしい」とあいさつした。
植樹を発案したのは、野球部OB会相談役の工藤吉三さん(75)。旧別府緑丘高で野球部が創部されてから60周年に当たることから、「OBのヒーロー、稲尾さんをたたえるものを残して60周年を祝おう」とOBに呼び
掛け、寄付金を募った。
30~40年後、育ったアオダモで記念のバットを作ることも考えているという。
工藤さんは「稲尾さんは世話好きで、誰からも好かれる後輩だった。彼が亡くなっても、鉄腕伝説は生きている。稲尾さんの遺志を引き継ぎ、この地を拠点にさらに野球の振興に努めたい」と語った。
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