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ID : 9460
公開日 : 2008年 11月21日
タイトル
環境に優しい天然エネルギー 製材用の水車再建
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20081121-OYT8T00877.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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美作市で長年にわたり使われながら、今年2月の積雪で壊れた製材用の木製水車を所有者の製材会社「共和林業」(同市右手)が再建し、近く使用を始める。製材用の木製水車が残っているのは国内でも珍しく、 実際は電動の製材機械にその役割を譲り、わずかな作業を担うだけだが、小椋浩之介社長(48)は「環境に優しい、天然のエネルギーを使った動力を後世に伝えたい」としている。
 小椋社長によると、水車は1937年から使われ、約20年ごとに更新されてきた。人がノコギリで切る作業は体力と時間を費やすため、機械のない時代は重宝された。75年に工業用の200ボルトの電気が通じるように なり、電動の製材機械が入るまで、主な動力として活躍。90年に更新された水車は2005年度に、産業考古学会の「産業遺産」に認定された。
 今年2月に雪の重みで板がはがれ、壊れてしまった。製作技術を持つ人が減り、費用もかかることから、小椋社長は再建をあきらめかけたという。
 しかし、小椋社長は「生産効率は決して良くないが、長年、会社を支えてくれた水車には愛着がある」と自費での再建を決意し、経験のある同市余野の大工、鷹取勝巳さん(63)に依頼。図面のないなか、鷹取さんは8 月中旬から記憶を頼りに作り始め、直径4・6メートル、幅95センチの水車が完成した。
 水をはじく必要があるため、ヤニの多い地元産のコエマツを水を受ける板に使い、軸と板をつなぐ部品には美作産のヒノキを使用。近くの川の水を引き、水車の上から落とし、軸の回転を隣接する工場内の歯車、ベルト で伝え、ノコギリを動かす。再建の費用は約200万円。
 鷹取さんは「水車がうまく水を受けられるよう、板の角度を調整するのが大変だった。水車を作る技術を伝えるのは難しいが意義深い」と話す。部品のベルトが届き次第、動かす予定だ。
 水車の再建にあたり、小椋社長に助言した若村国夫・岡山理科大教授(技術史)は「大きな動力を出す水車が伝承されたことは貴重なこと。水エネルギーの再認識にもつながるだろう」と評価している。
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