ID : 9440
公開日 : 2008年 11月13日
タイトル
諏訪産広葉樹で木工教室 岡谷で29、30日
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12496
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写真:
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木材の地産地消を目指して諏訪地方の設計、製造、建設関係など6社でつくるウッド・ブリッジ事業協同組合(浜一平代表理事)は、諏訪地方の山から出た広葉樹を使った木工教室「木づくり木々教室」を開く。29
、30の両日午前9時と午後2時から、岡谷市本町4の1級建築士事務所・サイトで行う。地元産の上、加工や乾燥に手間がかかる広葉樹を使った教室は少ない。
親しみを感じやすい身近な山の木材を使い、創造力を働かせて手作りのオリジナル製品を作ることで、木の「温かさ」や「やさしさ」を肌で味わう教室。地元産の木材の良さを多くの人に知ってもらう活用を考えていた同
組合が、森林税を活用した県の木育推進事業の補助認可を受けて行うことになった。
教室では高級材と言われるケヤキとサクラ材で時計、ミズキでいすを作る。材料は諏訪地方の山の間伐材や支障木。作業は組み立てるだけでなく、時計は形や色などが違う材料を自分の好みで選んで切り、穴に文字
盤の木を打ち込み、磨いて飾りを付ける。いすは角材と丸材を組んで磨き、注連縄風の紙ひもを編んで座席部分を作る。岡谷市川岸の小松工作舎(小松稔代表)のスタッフが指導する。
通常の木工教室では、針葉樹や外材を使うのがほとんどだが、同組合は乾燥するだけで1年かかり、建築では部分的な使用が多い広葉樹を材料にした。浜代表理事は「通常の販売ルートに乗らずに、処分する木でも生
活に潤いを与える使い方ができることを知ってほしい。教室を通して、木を味わい深く使ってもらえれば」と話している。
教室は29日が時計、30日はいすの製作。定員は各回先着10人。だれでも参加できるが、小学校低学年以下は保護者同伴で。材料費は時計1500円、いす2500円。申し込み、問い合わせはサイト内同組合事務局(電
話0266・24・1070)へ。
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