ID : 977
公開日 : 2006年 5月13日
タイトル
霧ケ峰自然保護センター 初のクラフト教室開講
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=3542
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写真:
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諏訪市の県霧ケ峰自然保護センターで13日から、初めての「霧ケ峰クラフト教室」が開講した。高原の自然保護に携わる霧ケ峰パークボランティア会員が講師となり、雑木を有効利用した工作などを手ほどきし
て、受講者に高原への理解を深めてもらう狙い。初回は輪切り木の工作を行い、15人の受講者が体験を楽しんだ。
同センターが主催。登録者110人に上るパークボランティアの中には、植物の知識や木工クラフトなど多様な学びや技術を持つ人が多い。こうした人材の力を生かし、クラフトを通して霧ケ峰の自然を一般来場者に学
んでもらう場に―と、今年度から企画した。
初回の「輪切りクラフト」は同日と6月10日の全2回。パークボランティアの柳沢義高さん(諏訪市)が、同高原では雑木として伐採されるマユミなどを使った工作を指導した。
柳沢さんは「霧ケ峰の自然景観にはそぐわないとしても、天然で生えてきた木を『雑木』と呼ぶのはしのびない。切った木を工作で活用すれば、自然景観にも、樹木保護にも役立つと思った」とクラフト考案の経緯を説
明。輪切りにした木にやすりをかけ、霧ケ峰の昆虫や植物の絵を描いて、昆虫や植物図鑑のようにして楽しむアイデアなどを紹介した。
工作に先立ち、広葉樹と針葉樹の違いや、樹木の構造など専門的な座学も。参加者は、熱心にメモを取りながら霧ケ峰の自然に理解を深めていた。
同教室は今後、毎月第2土曜に定期開催していく。
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