ID　：　9273

公開日　：　2008年 11月　7日

タイトル

清正公ゆかりのミヤマキリシマ　対馬から熊本市の寺社へ寄贈

新聞名

西日本新聞

元URL.

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/58075

元urltop:

写真:

　

文禄・慶長の役で朝鮮出兵した肥後熊本藩主の加藤清正が植えたといわれる長崎県対馬市指定天然記念物のミヤマキリシマ（同市上県町西津屋）の挿し木が、清正を祭る熊本市の本妙寺と加藤神社に寄贈され ることになり、６日、対馬市を出発した。
　同市出身の写真家仁位（にい）孝雄さん（６７）が、日韓の歴史をテーマに５月に熊本市で開いた写真展の準備段階で、両寺社にミヤマキリシマの話をしたのがきっかけ。西津屋の住民と仁位さんが対馬市の許可を得て、 原木から約７０本の新芽を切り取り、地元の造園業者が育てていた。
　寄贈される挿し木は高さ約１０センチ。全部で５本で仁位さんが７日、両寺社に届ける。仁位さんは「対馬市と熊本市の交流の架け橋になるよう、しっかりと根付いてほしい」と話した。

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