ID : 9154
公開日 : 2008年 10月27日
タイトル
霧ケ峰で雑木処理 高原の森林化抑制
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12321
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写真:
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諏訪市は26日、霧ケ峰高原の森林を抑制し、昔ながらの草原を保全、再生する雑木処理作業を、同高原で行った。市や地権者の各牧野組合、ボランティアなど21団体から約200人が参加。草原内にあるシラ
カバ、コナシ、ミズナラ、桜などを伐採した。
雑木処理作業は2001年から始まり今年で8回目。今回は霧ケ峰自然保護センター近くの「ゴマ石」一帯43ヘクタールで行った。
参加者は対象地域内に散らばり、レンゲツツジと、同高原特有のゴマ石が多い一部を除き、チェーンソーやなた、のこぎりを使って手際よく切り倒した。太い木は枝を払い、その場で木材破砕機でチップ化、遊歩道に敷
いた。約2メートルほどに玉切りした幹は、薪として利用するために道路近くまで運び出した。
伐採開始時は雨が降っていたが次第に天候が回復。牧野組合役員で初めて参加した男性は、「チェンーソーや破砕機などで効率よく作業が進み、自分は枝払いを担当した。草原の再生に少しでも協力できてうれしい」
と話していた。
霧ケ峰は昭和30年代まで牧草地として利用されていたが、牧草の利用が減り、近年は森林化が進んできた。雑木作業は春先の火入れ事業(野焼き)とともに、本来の草原を取り戻すために行われている。
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