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ID : 9076
公開日 : 2008年 10月15日
タイトル
都市住民と地方の橋渡しに 「ベネ・ワン村」で農業体験
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/enta/travel/news/20081015org00m100028000c.html
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元urltop:
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写真:
複数の写真が掲載されていました
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ベネフィット・ワンは、農業体験などを通して福利厚生サービス会員企業の社員や家族の会社枠を超えた交流を深める場として「ベネ・ワン村」を作っている。会員向けソーシャル・ネットワーキング・サービスに も同村のコミュニティーを開設。10年以内に、地域特性を生かした村を全都道府県に展開する予定だ。今年6月にできた村の第1号拠点、埼玉県ときがわ町で9月にあった稲刈りと木工教室を取材した。
 当日は秋晴れに恵まれた。満開のマンジュシャゲと青赤の見事な対照美を楽しませてくれ、気分は爽快。最寄りのJR明覚駅は「関東の駅百選」の一つで、ログハウス風の建物。木工工芸の盛んな土地らしいおしゃれな 駅舎だ。
 ベネ・ワン村は、清流・都幾川(ときがわ)沿いの田園地帯に設けられている田んぼ約10アールで、地元の酪農家、小野田正治さん(60)が管理している。早生のキヌヒカリがずっしりとした穂を垂れていた。6月に「村 民」が植え、8月に草取りをした稲だ。晩夏から初秋にかけてゲリラ豪雨が大暴れしたが、小野田さんは「この辺は雨量が少なく、米の出来は普通」と話す。
JR明覚駅(左)。清流・都幾川(右)  会員企業の社員家族やベネフィット・ワンの社員ら41人は小野田さんらから「地面から手一つ分の高さの茎を持ち、親指は上を向けて。刈ったら、稲を腹に当てて根元をそろえる。使っていないカマはよく分かるように 地面に突き立てて。安全第一で」などと教わった後、田んぼの両端から稲を刈っていった。
 スズムシが「リリー、リリーン」とBGMを奏でる中、参加者は精力的に作業を進めていく。カエル捕りに夢中になる子供もいたが、子供はそういうものだ。屋外での共同作業の楽しさが子供たちを本来の姿に戻している とも言える。
保育園児もお母さんの手助けで参加(左)。ちょっと重い?(中)。赤ちゃんを背負って、はさ掛け作業(右)  刈るのは順調だったけれど、稲8~10株ごとにワラで束ねる作業は時間を食うので予定時間内では終わらなかった。稲束を2段の鉄棒に干していく、この地域のはさ掛けの仕方を少し習って終了。
 西東京市から家族4人で参加、保育園児の長男慧史君と一緒に作業した母の花尾加寿子さんは「自宅ベランダで育てているブロッコリーやバジルの水遣り当番を慧史にやらせています。毎日夕食で食べている米の作ら れる過程を知ってほしくて申し込みました。稲刈りは腰が痛くなって大変でした」と話していた。
刈る作業は順調に終了(左)。作業を終えて記念撮影(右)  小野田さんは牛約40頭を飼い、その飼料用の牧草作りをこの田んぼで米の裏作にしている。酪農も米作りも状況の厳しさは増しているが、「(地域や親せきに)作り手がいないっていうから」懸命に守ってきた田んぼな のだ。ベネ・ワン村の取り組みについて小野田さんは「農業を理解してもらうには体験してもらうのが一番なので、大いに結構なことです」と語る。
 午後は、標高約400メートルの椚平地区にある「くぬぎむら体験交流館」へ移動。椅子や本立てなど町特産の木工品作りや布ぞうり作りを地元の職人さんたちから学んだ。
 保育園児の長女真冬花(まどか)ちゃんと一緒に椅子を作った東京都大田区の会社員、金子泰三さんは「娘はすごく楽しんでいました。私も昔の工作の記憶がよみがえり、本格的にやってみたくなりました」と話していた。
カンナ掛けに挑戦(左)。職人さんの手ほどきで本立て作り(右)  ベネフィット・ワンは、ときがわ町内での植林や会員向けの樹木オーナー制度も計画。兼業農家の生まれだという太田努常務は参加者と一緒に汗を流した後、「広い意味の自給自足につなげ、会員のコミュニティー形成 や、都市住民と地方の橋渡しができれば」と語った。
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