ID　：　8920

公開日　：　2008年 10月　1日

タイトル

津市長・議長らに卓上名札　中勢森林組合が寄贈

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081001/CK2008100102000032.html

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写真:

　

　津市の美杉地域で切り出される木材の魅力を知ってもらおうと、中勢森林組合は三十日、松田直久市長や市議会議長らにヒノキ材で作った卓上用の名札を贈った。
　木材の質感を生かした名札は幅二十三センチ、高さ十センチ、厚さ四センチ。機械加工で職名と名前を刻み、中勢森林組合が取得した森林管理の国際認証「ＦＳＣ」の刻印も施されている。
　水井悦雄組合長（６４）が市役所を訪れ、市長と副市長、正副議長の五人に贈った。
　名札を受け取った川瀬利夫議長、海野武司副議長は「手触りがいい。こうした木材をどんどん活用していただきたい」と話した。
　水井組合長は「子どもたちの遊び場などに広く使ってほしい。山の保全に寄与している地元の林業を見直してほしい」とアピールした。
　ＦＳＣの認証制度は環境に配慮し、地域社会の利益にかなう形で生産された木材が対象。中勢森林組合は二〇〇四年七月に取得した。国内で認証されている二十三団体のうち、県内は尾鷲市や宮川森林組合（大台町） など六団体で最多となっている。

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