ID : 8891
公開日 : 2008年 9月27日
タイトル
人吉間にSL復活 客車内装は木製、展望室も
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/travel/news/SEB200809270001.html
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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JR九州は来年4月25日から鹿児島線と肥薩線の熊本?人吉間(87.5キロ)で蒸気機関車「SL人吉」号の営業運転を始める。郷愁と快適さの両立を追求した木張りの客車3両を引き、1日1往復で年間120?1
50日程度運転する。11年に全線開業する九州新幹線沿線の観光資源として利用者増を狙っている。
このSLは8620型の58654号機。1922年製で、客車牽引(けんいん)用としては国内初の量産型だった。最高時速は90キロ。75年に引退したが、88年に熊本?宮地間で復活。「あそBOY」の名で親しまれたが、老
朽化して05年8月に再び引退した。JR九州は再度レールに戻すため、2億5千万円を投じ、小倉工場で台枠の新製やボイラーの修復を施した。
客車3両も1億1千万円をかけて改造。あそBOYのウエスタン調を、かつての日本の車両の雰囲気に改めたうえ、ビュッフェやガラス張りの展望ラウンジなどを設けた。壁や床は板張り。デザインは九州新幹線「つば
め」などを手がけた工業デザイナー水戸岡鋭治さんに依頼した。
定員は132人で全車指定席。熊本?人吉間の料金は乗車券と指定券で大人2570円、子ども1280円。停車駅と運行ダイヤの詳細は未定だが、片道2時間半で熊本発午前9時40分ごろ、人吉発午後2時40分ごろを予
定している。3?11月の土日と祝日、春休みと夏休み期間中、黄金週間に営業する。
同社の石原進社長は「SLには根強い人気がある。沿線の食材を使った弁当をビュッフェで売るなどして、地域の特色もアピールしていきたい」と話している。
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