ID : 8842
公開日 : 2008年 9月17日
タイトル
カラマツ製の割りばしと弁当容器 留辺蘂の2社商品
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/118446.html
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元urltop:
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写真:
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北見市留辺蘂町のオオタ鉄工所(太田勝義社長)と経木製造の山忠(山田清社長)が、加工が難しいとされるカラマツ材で作った割りばしと弁当容器のセットを商品化した。
割りばしは、オオタ鉄工所が自社製の割りばし製造機を堅いカラマツ材にも対応するよう改良し、生産した。カラマツ製の割りばしは国内初という。山忠は、反りを軽減するためカラマツでシナを挟んだ三層構造の経木
を用いて折り箱を製造。内部に割りばしが収まるよう溝を設けた。
ねじれる、反るなどとして嫌われるカラマツ材の用途を拡大するため、両社は別々に商品開発に取り組んでいたが、北洋銀行留辺蘂支店の仲介で技術を持ち寄った。
容器のセットは、佐藤水産(札幌)が新千歳空港で販売する「あきあじ棒鮨(ずし)」に使われている。道産食材にこだわった弁当であることから「容器も道産素材で」と考え、両社の製品を採用した。製品は、北海道洞爺
湖サミットにちなみ六月に札幌で開かれた「環境総合展2008」でも注目されたという。
割りばしには、町内の集成材工場で出る端材を活用している。両社は「地元の林産資源に付加価値をつけることは森林の育成にもつながる」と意欲を見せている。(
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