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ID : 8770
公開日 : 2008年 9月14日
タイトル
ペレットで発電・給湯 明星大教授ら実用化目指す
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20080912-OYT1T00800.htm
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元urltop:
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写真:
 
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明星大学理工学部(日野市)の浜口和洋教授らが、木を製材する際に生じる木くずを加工して作った固形燃料「木質ペレット」を燃やして発電するとともに給湯もできる「一挙両得のシステム」の開発に取り組んで いる。木質ペレットはもともと植物であるため、環境にやさしいとされる。特に寒冷地での公共施設などでの利用を想定している。浜口教授は「2、3年以内に実用化したい」と意気込む。
 システムには、熱効率がいい「スターリングエンジン」を使用している。エンジンの内部には、熱で膨張しやすいヘリウムガスが入っており、ペレットを燃やして加熱し、流水で冷やすと、ガスが膨張、収縮してピストンが 動き、発電する。7月には、最大1・7キロ・ワット時の電力量を生み出すことに成功し、実用化に一歩進んだ。
 エンジンを冷やした流水はお湯として利用でき、温度は50~60度で使うことを想定しているが、100度まで設定できる。
 現在は、群馬県太田市のベンチャー企業が開発したエンジンを活用している。
 浜口教授は灯油を使った同エンジンの研究を30年以上続けてきたが、4年ほど前に、青梅市のペレット製造会社「東京ペレット」から、「ペレットを使ってみてはどうか」と提案され、ペレットに着目した。
 ペレットは、製材の過程で生じる木くずを粉体にし、圧縮したもの(直径約6・5ミリ、長さ約2センチ)。灯油などに比べ、燃焼時の二酸化炭素排出量が少なく、エコエネルギーとして注目されている。浜口教授によると、 ペレットを用いて、灯油を燃やすのと同じ発熱量を生じさせるのにかかる費用は、安いものだと灯油の半額近くになるという。
 日本木質ペレット協会(港区)によると、昨年の国内のペレット生産量は3万2600トン。ペレット用ストーブが高額なため、ペレット自体が一般に浸透していないが、このシステムが普及すれば、木くずの有効活用にもな る。
 欧米では、ペレットを使ったシステムの開発が進んでおり、商品化が予定されているものもある。しかし、輸入に頼るとコストがかかるため、浜口教授は「国内で生産し、市場に出回りやすくして、環境に配慮した燃料をう まく生かしたい」と抱負を語る。
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