ID　：　8753

公開日　：　2008年 9月11日

タイトル

多摩川源流域の資源で地域再生　小菅村が新組織

新聞名

日本経済新聞

元URL.

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080910c3b1003e10.html

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写真:

　

山梨県小菅村は多摩川源流域の木材や水などの資源を地域づくりに生かす事業を始める。首都圏の大学や企業と組み、推進母体となる組織を近く設立。村内で生産した木材や水、農産物や川魚などの販路拡 大策を練る。伝統的な生活民具の製作体験などで観光客も集める。多摩川流域という結びつきを核に都市部との交流を促し、山間村の振興を狙う。 　多摩川流域に拠点を持つ東京農業大学や東京学芸大学、企業数社、特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）が参加し、推進母体として「源流プラットフォーム」を旗揚げ。分野ごとの実行部隊として「源流ラボ」を設ける。 　村内で産出する木材を材料に「木づかい保健室」を企画する。まず村内にモデル教室を作り、木の癒やし効果などを訴えて流域の学校に導入を提案する。川魚をすしのネタとして売り込み、薬草を使った新製品を開発 するなど、埋もれた資源の活用策を考える。村内で採取する「多摩源流水」の販路拡大も狙う。

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