ID : 8577
公開日 : 2008年 8月22日
タイトル
森林の違法伐採を止めるIT新技術
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新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.news.janjan.jp/world/0808/0808205060/1.php
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元urltop:
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写真:
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リベリアでは、違法な森林伐採の紛争における役割がはっきりしている。リチャード・テイラー元大統領は少年兵などを用いて木材産業を支配した。テイラーだけではなく、紛争当事者の多くが違法な木材の製造
により利益を上げてきた。 ダイヤモンドが武力紛争において果たす役割、いわゆるブラッド・ダイヤモンドの問題は比較的有名だが、違法な森林伐採の紛争における役割にはまだそれほど注目が集まっていない。
しかし、リベリアでは、この関係性がはっきりと現れている。リチャード・テイラー元大統領は少年兵などを用いて木材産業を支配した。そのテイラーはいま、ハーグの国際刑事裁判所(ICC)で裁かれている。もちろん、
テイラーだけではなく、紛争当事者の多くが違法な木材の製造により利益を上げてきた。
国連安保理はリベリアの木材産業に制裁をかけていたが、2006年にはようやく解除された。現在のエレン・ジョンソン-サーリーフ大統領の下で、リベリアは、長年にわたる内戦から立ち直りつつある。
しかし、違法な森林伐採がなくなったわけではない。そこで、英国のヘルベータ社は、リベリア森林開発庁や国際熱帯林業機関などの支援を得て、木々の登録・管理を行うソフトウェアの開発を行った。これによって、違
法に伐採された木材を購入する危険性が低減するという。
ただ、こうした技術的手段だけでは十分でない。森林を監視するプロジェクトを進める「グローバル・ウィットネス」(ロンドン)のデイビッド・ヤング氏は、政治的な側面にも目を向ける必要があり、そうしなければ所期
の効果を挙げることは難しい、と話す。
アフリカにおける違法な森林伐採と紛争との関係について考える。(
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