ID : 864
公開日 : 2006年 4月23日
タイトル
木材に関する道具の博物館 30日オープン=辰野町
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=3358
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写真:
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辰野町下辰野の辰野目立加工所会長、栗林章保さん(79)が上辰野に建設した木材に関する道具を集めた博物館「道具の美 栗林博物館」は30日、オープンする。伐採から製材に至るのこぎりや丸太をころが
すトビなど、栗林さんが30年かけて収集した各種の道具が飾られている。
博物館は、製材用のこぎりの目立てや手入れの技能者の栗林さんが、日本に古くから伝わる技能を後世に伝えたい―と、私費で建設した。鉄筋コンクリート2階建ての建物は、延べ床面積が約330平方メートル。1階に
製材用の道具、2階には地元作家を中心とした絵画や彫刻などの美術品を展示している。
このうち1階の道具コーナーには、栗林さんが収集した千数百点のうち、丸太を転がす「大トビ」や、丸太を前に進める「土佐ツル」、水車を利用して木材の切断に使った「丸のこぎり」のほか、米国産の「両挽(び)きのこ
ぎり」など、約400点が並ぶ。
2階には池上秀畝や中川紀元、瀬戸団治・剛親子など県内の著名作家による絵画や彫刻が飾られている。
開館時間は午前10時から午後6時。入館料は今月下旬に決定。入館者には飲み物のサービスも検討しているという。
栗林さんは「日本には古くからこうした道具があり、これを使いこなす技術があったという事実を残したかった」と話し、多くの来場を呼び掛けている。
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