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老朽化に伴い架け替えが計画されている柳川市沖端町の水産橋について、同市の特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）「有明会」（工藤徹代表）は１１日、新設橋の歩道部分を木製にするよう求める住民１４６３人分
の署名を同市に提出した。
現在の水産橋は木製。工藤代表は「水産橋や沖端漁港は柳川の原風景の一つ。景観に配慮した街づくりを」と木を生かした橋の重要性を主張。施主の県に働き掛けるよう市に求めた。
県柳川土木事務所によると、新しい橋は水産橋のすぐ西側に建設中の県道をつなぎ、水産橋に平行する。長さ３４メートル、幅１５メートルのコンクリート製。片側一車線の車道、自転車も通る歩道を両端に備え、年明け
にも着工する。
現在の水産橋は観光客が集まる沖端地区の船だまりに架かり、漁船や漁港と一体的な景観を形成している。ただ、橋脚を鉄筋で補強するなど老朽化が目立つ。県は県道の供用に合わせて、水産橋を解体する計画。+/
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