ID : 8447
公開日 : 2008年 8月 3日
タイトル
飯島製材所が今冬ペレット製造
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/08/04/13.html
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元urltop:
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写真:
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木箱、梱包(こんぽう)材製造の飯島製材所(山梨市南、飯島一省社長)は今冬から、環境に優しいとされるバイオマス燃料の一種、ペレットの製造を始める。ペレットは、製材所で出る木片やおがくずを円筒状に
固めたもので、ペレットストーブなどの燃料となり、化石燃料の使用を抑制することから環境保全につながる。将来的には、果樹園から出るせん定枝を原料にしたペレット製造も視野に入れている。
同社によると、製材過程で出ていた木片やおがくずは現在、庭に敷くチップやキノコ栽培などに転用している。環境保全の機運の高まりや化石燃料が値上がりしている状況から、「今後新エネルギーとしての市場が拡大
することが考えられるほか、新たな木片活用策として環境にも優しい」(同社)として、ペレットの製造に乗り出すことにした。
ペレットは木片を粉砕してから乾燥させ、加水しながら水分調整して製造する。現在、乾燥炉を設置済み。今後加水しながらペレット化する機械など一連の設備を順次導入し、今冬には稼働させる予定。計画では1時間
に700キロの原料から500キロのペレットができ、年間で600-700トンの製造を見込んでいる。価格は全国平均に合わせ、1キロ40円程度を想定している。
製品は北杜・キープ協会清泉寮のボイラー用として搬入するほか、山梨市が今年秋に移転する市役所新庁舎内のペレットストーブにも使用する。
同社は、果樹地帯にある立地を生かし、せん定枝を原料にしたペレット製造も視野に入れていて「せん定枝がハウス栽培の暖房燃料に使えるようになればリサイクルとしては理想。実用化できるようにしたい」(同社)
と意気込んでいる。
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