.
.
元URL.
.
.
.
名古屋市昭和区長池町の清川喜男さん(84)が、第2次大戦で亡くなった人を悼み、平和の大切さを知ってもらおうと、木片で作った1066体の小さな地蔵菩薩像を積み上げた「平和の塔」を完成させた。
3年間こつこつと小型のノミで丁寧に彫り上げた地蔵は一体ずつ表情が異なり、中央の観音像を守るように高さ1・4メートルの円すい形の塔を成している。
清川さんは19歳で旧日本海軍に入隊。広島県の江田島沖の艦上で本土防衛の任務に就いていた。当時の瀬戸内海には海軍の主要な戦艦が集まっており、米軍機の激しい爆撃に遭ったという。
清川さんは「撃沈された艦から兵隊が投げ出されると、米軍機が一斉に機銃掃射するんだ。かわいそうでね」といい、「原爆のきのこ雲も艦上で見た。すごい衝撃だった」と、振り返る。
同じ艦に乗っていた戦友は幸いにも助かったが、軍に情報を統制され、その死さえも伏せられた他の艦船の兵隊への複雑な思いが「平和の塔」制作へのきっかけとなった。
「当時はお国のためと皆一生懸命に生きた。そのことに悔いはない。でも、戦争は繰り返してはいけない」。自らの戦争体験から、鎮魂の祈りを込めた「平和の塔」。終戦記念日が来るのを前に、奉納先を探している。+/
div+
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。