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ID : 8349
公開日 : 2008年 7月24日
タイトル
木製兜:矢巾・徳丹城跡から出土、鉄兜に見せかけ
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080723ddlk03040065000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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木製兜:矢巾・徳丹城跡から出土、鉄兜に見せかけ--7世紀 /岩手  ◇鉄貴重な律令時代、技術駆使して加工  律令国家最後の城柵として知られる国指定史跡・徳丹城跡(矢巾町)で、全国で初めて見つかった7世紀の木製兜(かぶと)が、戦いの際に鉄製兜に見えるように作った「偽の鉄兜」だったことが、元興寺文化財研究所( 奈良市)の調査で分かった。鉄が貴重だった古代に、相手を威嚇するため、技術を駆使して鉄兜に似せる加工を施したとみられる。
 徳丹城は、律令国家が東北地方征伐のために築いた城柵の一つ。征夷(せいい)大将軍・文室綿麻呂(ふんやのわたまろ)が9世紀に造営したとされる。
 木製兜は06年、矢巾町教委の発掘調査で井戸跡の内部から見つかった。トチノキ製で、表面に黒漆(こくしつ)が塗られ、水桶に転用されていた。放射性炭素年代測定の結果、640~690年ごろに作られたことが判明し ていた。
 今回、同研究所が作成した兜のデジタルデータを基に、富山県南砺(なんど)市の彫刻家の協力で復元品を作成した。木製兜は木をくり抜き、外側を完全に丸くせず、古代の鉄兜に似せて角を残す加工がされていた。木 製兜に黒漆を塗ると、縦長の鉄の板をつなげて作った当時の鉄兜とほとんど区別がつかなくなった。
 調査を担当した同研究所の塚本敏夫・保存科学研究室長は「少しでも強い防具を持っているんだと敵に見せつけるために、あえて難しい技術を使って鉄兜に見せる工夫をしたのだろう」と話している。【
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