ID　：　8343

公開日　：　2008年 7月24日

タイトル

バイオコーク技研、製材端材でガス生産　病院などに供給

新聞名

日本経済新聞

元URL.

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080723c3c2301323.html

元urltop:

写真:

　

バイオコーク技研（東京・港）は2008年度にも、製材過程で出る端材からガスなどを発生させるプラントを道内5カ所に建設する。総費用は20億円。林業も原油価格の高騰で加工コストが上昇している。販売で きない端材を活用し、近隣の病院などに発電や給湯用のエネルギーとして供給することで経営安定につなげる狙いがある。 　北海道経済産業局からの補助金を活用し、今年度中に旭川市や名寄市など上川管内を中心に候補地を選定する。建設費用の3分の1は独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助金の活用を視野に 入れている。 　バイオコーク技研が開発したシステムは製材過程で出る木質チップを加熱して、最終的に木炭などの炭化物とガスに分解する仕組み。ガスは製材工場で熱源として再利用する。 　炭化物は、さらに水蒸気で加熱してガスエンジン向けの一酸化炭素といったガスに分解して利用する。建設した5プラントから出た炭化物を1カ所に集約。

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