ID : 8228
公開日 : 2008年 7月 9日
タイトル
山に放置されている木を燃料に 浜松でエネルギー利活用シンポ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080709/CK2008070902000268.html
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元urltop:
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写真:
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はままつ産業創造センター(浜松市中区東伊場)は8日、センター開設1周年を記念した「木質バイオマス(生物資源)エネルギー利活用シンポジウム」を中区のホテルで開いた。浜松地域の工業技術力を生かし
たモデルをめぐりパネル討論などを展開、行政や森林組合の関係者ら約100人が聴講した。
塩田進センター長は「市内の山林で伐採されたまま放置されている木や製材後の木片を乾燥させ木質燃料に加工する工場や、間伐した木を製材する工場をモデル基地として市内につくりたい」と提案。「木質バイオマ
スを利用した新事業が創出されれば放置されている木の価値も高まる」として「販売益が少額でも山林所有者に入るシステムが必要だ」と述べた。
製材後の端材を乾燥させ高圧で固めた「木質ペレット」を燃料にする空調システムを手掛ける矢崎総業木質バイオマス事業推進部(浜松市南区)部長格の庄子努さんは、高知県梼原(ゆすはら)町と出資し運営する木質
ペレット工場の概要などを説明。「山に放置されている木を原料にしてボイラー燃料にし、焼却灰は山や農地に戻している」と、森林資源を循環させる取り組み事例を紹介した。
はままつ産業創造センターはこの1年、中小企業基盤整備機構(東京)の助成を受け、木質バイオマスの利活用推進事業に取り組んできた。
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