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ID : 8150
公開日 : 2008年 10月30日
タイトル
廃材を生かすエコの達人 固形燃料や木のお菓子
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20081030/CK2008103002000010.html?ref=rank
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元urltop:
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写真:
 
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 環境問題が深刻になる中、資源のリサイクルに熱い視線がそそがれている。県内でも木材加工の際に大量に捨てられる廃材を“宝物”に変身させる人たちがいた。
 鯖江市宮前二丁目で碁盤店を経営する田中茂一郎さん(74)は、碁盤や将棋盤を削ったときに出る木くずで「木質ペレット」という小粒の固形燃料を作っている。約十五年前からペレット用のストーブを使い、作業場の暖 を取ってきた。
 ダイオキシンが問題になったときに野焼きが禁止となり、それまで田んぼで燃やしていた木くずを産廃業者に金を払って処分せざるを得なくなった。そんなとき、ペレットの存在を知った。
 「燃やすと煙や灰が出て、手入れも大変。採算は合わんが、ごみにはできんという義務感でやっている」。碁盤は「最近めっきり売れない」とこぼすが、ペレットへのリサイクルの輪は地元の木材会社にも広がっている。
 材木屋で廃材をもらい、アクセサリーなどの小物から棚やいすまで手作りするのは福井市大宮二丁目の主婦中川明美さん(44)。「子どものおもちゃを自分で作りたい」と思ったのが始まりで、現在は自宅に工房を持つ までになった。
 生活雑貨店「東急ハンズ」が主催する公募作品展「ハンズ大賞」で二〇〇五年、一年がかりで本物そっくりに作った木のケーキやチョコレートなど約百点を出品し、見事入賞。人気投票で一位となり、口コミなどで注文が くるようになった。
 高校のときから料理学校に通い、短大で栄養士の資格を取得。ホテルの厨房(ちゅうぼう)で磨いた料理の腕が、廃材の加工にも生かされた。一番うれしかったのは、ある女性が数年前の名刺を頼って「主人の還暦のお 祝いに、あなたの木のケーキを贈りたい」と注文してくれたこと。
 「廃材でも、思いを込めて作ればずっとそばに置いておきたくなるような物に生まれ変わる」と中川さん。「木くずや木の枝も、ケーキのトッピングやたんすの取っ手に使えると思って取っておくので、棚の中は木材でいっ ぱいです」とほほ笑んだ。
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