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ID : 8133
公開日 : 2008年 8月11日
タイトル
県産間伐材から割りばし/有効利用し森林保護
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080812000138
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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香川県産ヒノキの間伐材を使った割りばしを有効利用し、森林保護にもつなげようという取り組みが11日、県庁生協が運営する県庁食堂で始まった。食堂では、これまで利用者に提供していた外国産の割りばし を“県産”にすべて変更。使用後は回収し、和紙として再利用する。
 県みどり整備課によると、県産間伐材を使い、割りばしを製造、使用、回収、再利用する循環システムの構築は全国的に珍しいという。
 割りばしは、間伐されたヒノキから柱や板などを取った後の端材を利用し、熊野製箸[はし]工場(高松市西植田町)が製造。NPOグリーンコンシューマー高松を通じて県森林組合連合会が1万膳[ぜん]を購入し、県庁 生協へ寄贈した。防カビ剤や漂白剤を使っていないため、環境や体にも優しいという。
 計画によると、食堂で2カ月ほど県産割りばしを提供。使用後は回収し、高知市内の和紙製造業者ではがきや用紙、名刺に再生する予定。おおむね割りばし3膳で、はがき1枚ができる。
 今後、材木業者や飲食店、市民団体、行政などの代表らで構成する「県割りばし循環サイクルプロジェクト協議会」が中心となり、県内の飲食店に県産割りばしの使用を広めていく。
 ただ、輸入割りばしは1膳あたり1円程度と安価だが、県産は数倍割高になるのがネック。同協議会メンバーの勝浦敬子・NPOグリーンコンシューマー高松代表理事は「課題は多いが、資源を有効利用することが森林保 護にもつながることに理解を求め、普及に努めたい」としている。
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