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ID : 8040
公開日 : 2008年 6月20日
タイトル
大桑でヘリから丸太落とし情報放置、国が業者を指導
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20080621/KT080620FTI090011000022.htm
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元urltop:
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写真:
 
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木曽郡大桑村で3月、伐採した丸太を運搬中の「アカギヘリコプター」(東京)のヘリが、長さ約10メートル、重さ約200キロの丸太1本を、民家から200メートル余り離れた民有林内に落とし、配水管を壊してい たことが分かった。直後にパイロットから上がった情報は外部から指摘があるまで社内で放置され、同社が国に報告したのは約1カ月後。国土交通省東京航空局は「すぐ国に報告しなければならなかった事態。社内体制 に問題があった」として同社を指導した。
 関係者によると、丸太を落としたのは3月13日。大桑村野尻の国有林で伐採したヒノキの丸太にワイヤを付け、ヘリコプターから下げた数10メートルのワイヤの先端にあるフックに1、2本ずつ下げて同村殿の作業場 まで下ろしていた。運搬中、2本の丸太がぶつかりあってはねていたところ、突風が吹いてひときわ大きく1本の丸太が跳ね上がり、ワイヤがフックから外れて落下したらしい。
 落下した丸太は、8戸が沢水を農業や雑用水に利用するため管理している配水管を直撃。ジョイント部分が壊れ、水が濁った。地元で応急処置をし、住民の連絡で事情を知った木材会社が修繕。落下地点近くに住む男 性(66)は「山の中へ山菜採りに入る人もいる。絶対に起きないようにしてほしい」と話した。
 同社によると、丸太落下の情報は、パイロットがその日中に、ヘリが所属していた同社の吉野基地(奈良県)に報告。しかし、同社はどこに落ちたか分からず、人も入らない山間地と判断して、その情報を放置し、搬出を 委託した同村の木材会社にも知らせなかった。
 4月2日になって、アカギヘリコプター本社の営業担当に、木材会社から「役場から問い合わせがあった」などと連絡があり、社内で調査を開始。同月14日、国交省東京航空局に報告した。同局は、落下防止策と報告が 滞った社内体制の改善を求めて口頭で指導。同社は5月末までに報告書を提出した。
 同局保安部運用課は「事故ではないが通常なら落ちない物が落ちた特異な事例。同様の事例を防止するためにも、すぐ報告する必要があった」と指摘。同社の岸田啓二運航部長は「突風の危険性など状況判断を、機 長や整備士など皆で十分行うようにした。また、トラブルは小さなことでも必ず本社に伝えるよう徹底した」とし、「一層の安全運航を目指し、反省して努力していきたい」と話している
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