ID : 7707
公開日 : 2008年 5月22日
タイトル
ブラジルの経済、社会、環境
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新聞名
サンパウロ新聞
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元URL.
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=22949
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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木材の販売価値、農作物栽培地、あるいは放牧地の必要性から熱帯雨林伐採が世界各国で行なわれ、問題となっている。
都市化の拡大、道路建設、水力発電所ダムの建設も森林伐採を促す。
数世紀前、先進諸国は多くの熱帯雨林を伐採した。世界の木材ビジネスは、往々にして木材の違法切り出しを促した。
現在では、ブラジル、インドネシア、フィリピンなどの開発途上国に森林伐採が集中する傾向にある。
森林伐採は動植物を消滅に追いやると共に地球温暖化、砂漠化を進め、水源を減らす。
ブラジルの森林総面積は五五〇万平方kmで、世界最大。しかし、年間一万平方kmが伐採や山焼きで失われている。
国立宇宙調査院(Inpe)が人工衛星をもって調べたところでは、アマゾン地域では二〇〇七年までに七〇万平方km、同地域の一八%の森林が失われている。
それは弓形の伐採地と呼ばれ、マラニョン州及びトカンチンス州を起点に、パラー州東北部、アークレ州東部からマット・グロッソ州及びホンドニア州にいたる長さ三〇〇〇km、幅六〇〇kmの広さである。
なお、パラー州では木材採取が目的の伐採が多い。
このような熱帯雨林乱伐の激しさが問題となり、環境保護団体やマスコミが騒ぎ、連邦政府は今年になってから環境省が中心となって対策に乗り出した。
乱伐の激しい方面における地主の所有地再登録、調査の結果、違法森林伐採を犯した地主への農業融資差し止め、あるいはその土地に経済活動を禁じるなど、取締り規制を強化した。
2008年5月21日付け
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