ID　：　7648

公開日　：　2008年 5月18日

タイトル

県林業の研究主要拠点を移転

新聞名

中国新聞

元URL.

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805170082.html

元urltop:

写真:

　

広島県は、三次市の県立総合技術研究所林業技術センターが老朽化したため、研究機能の一部を2009年４月から、三次市内にある県備北地域事務所内へ移転する方針を決めた。同時に研究内容について、木 材加工の新技術開発などへ重点化を図る。
　センターは1948年、県立林業研究指導所として発足。林業試験場に改称した後の70年４月に現在地へ移転した。約24ヘクタールの敷地に鉄筋２階建ての本館（延べ1100平方メートル）をはじめ18施設を整備し、研究 開発や企業への技術支援などに取り組んできた。しかし、ここ数年は本館の老朽化が進み、耐震上の不安も高まってきた。このため県は07年度から対策を検討。厳しい県財政を踏まえて建て替えや改修はせず、約１キロ 離れた県備北地域事務所へ職員や設備の一部を移す方針を決めた。移転と併せ、研究業務や組織も見直す。

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