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ID : 7481
公開日 : 2008年 5月 3日
タイトル
若木の枯死防止へ 「ハナモモ」を台木に育成--高山・組合、研究所
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080501ddlk21040002000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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飛騨桃の産地、高山市国府町上広瀬の上広瀬果樹組合(山脇高男組合長)と、飛騨市古川町の県中山間農業研究所(下畑次夫所長)が共同で、若木の枯死を防ぐ台木用品種の育成に成功した。台木に接ぎ木し て育った桃の木を「ひだ国府紅しだれ」と命名。上広瀬公民館で30日、新品種登録発表会があった。【奈良正臣】  飛騨地方では約100戸の果樹農家が計約60ヘクタールで桃を栽培している。43戸の果樹農家が約20ヘクタールで栽培している上広瀬地区は51年前に果樹組合を結成、岐阜市や名古屋市の市場へ共同出荷し、飛 騨桃ブランドを築き上げた。
 ところが、若木を定植して2~3年たつと、若木が次々枯死してしまうのが農家の悩みの種。春先に暖かい日が続くと、冬の間休眠していた桃の木が「春が来た」と発芽準備を始め、その後の寒の戻りに耐え切れず枯死す るのが主な要因と分かった。組合は中山間農業研究所の協力で、12年前から丈夫な若木の研究に着手した。桃は接ぎ木によって苗を育てるため、研究所で約30種の台木を各10本用意して実験を繰り返した。その結 果、上広瀬地区在来のハナモモの実生(みしょう)木に白鳳、昭和白桃などの品種を接ぎ木した苗木が生存率100%だった。
 ハナモモの台木は、従来の台木に比べ、休眠が深くて長い特徴があるため、春先の目覚めが遅く、根も深く張るため有害な土壌線虫が付きにくいことなども明らかになった。
 山脇組合長は「新しい台木の登場によって若木の枯死問題が解消される。栽培農家にとっては大きな朗報」と喜んでいる。
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