ID : 7467
公開日 : 2008年 5月 2日
タイトル
県産材の割りばし採用で間伐促進 長良川温泉旅館協組
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080503/CK2008050302008426.html?ref=rank
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元urltop:
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写真:
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県産材の割りばしを使って森林を元気に-。建築関連業者でつくる協同組合県木材住宅センター(岐阜市)がつくる「東濃ヒノキ間伐材割りばし」を、長良川温泉旅館協同組合(岐阜市)が導入した。
この割りばしは、県内の森林で伐採した丸太から柱などを製材した後に残る端材を使う。県産材を使う必要性をアピールし、県土の約八割を占める森林の間伐を促進し、山を活性化する狙い。
「国産材の割りばしも森林破壊の原因と誤解されるので困っている」と同センターの村山好胤(よしたね)代表理事。同センターによると、国内で流通する割りばしの多くは外国産で、違法な伐採で森林破壊につながる
ものもある。
しかし県内では、需要不足で間伐が進まず、未整備で土砂崩れを引き起こす危険のある森林もあるという。
長良川温泉旅館協同組合の伊藤善男理事長は「仕入れ値は普通の割りばしのおよそ倍だが、環境保護に有効なら」と加盟する旅館やホテル七社での採用を決めた。まずは三万三千膳(ぜん)を購入し「意味のある割り
ばしです」と書いた紙を添える。
同センターは県の協力を得ながら県産割りばしの利用を呼びかけていくという。
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