ID : 7437
公開日 : 2008年 4月30日
タイトル
抗がん物質作る木の耐性解明=効率的生産法へ応用期待
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新聞名
時事通信
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元URL.
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008043000050
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元urltop:
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写真:
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日本で開発された抗がん剤「塩酸イリノテカン」に応用されている細胞の分裂増殖を妨げる物質「カンプトテシン」は、庭木にもされるキジュ(喜樹)やクサミズキから抽出して生産されているが、これらの木が自
らは影響を受けない仕組みが分かった。千葉大大学院薬学研究院の斉藤和季教授らが30日までに米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
抗がん剤が効かなくなる耐性の仕組みの解明や、カンプトテシンを別の生物を使って効率的に生産する方法の開発に役立つと期待される。
カンプトテシンは、DNAの複製などを担う酵素「トポイソメラーゼI」の働きを邪魔する。斉藤教授らが、キジュのほか、カンプトテシンを生み出す南西諸島の植物「チャボイナモリ」などを調べたところ、同酵素を構成す
るアミノ酸の一部が変異していることが判明した。
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