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ID : 7366
公開日 : 2008年 4月24日
タイトル
気仙スギの家を中国へ 材料加工は住田木工団地で
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3510
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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宮城県仙台市の住宅建設会社・スモリ工業(株)(須森明社長)は、経済発展著しい中国市場進出の計画を進めている。同社では気仙スギを中心に県産材を用いた住宅建設を東北、関東一円で手掛けており、材 料加工の多くを住田町の木工団地三事業体が担っている。中国市場参入の足がかりとして二十二年に中国で開催される上海国際博覧会(万博)へのモデル住宅出展も視野に入れており、実現すれば将来的な気仙スギの 需要拡大に弾みがつきそうだ。
 スモリ工業の木造住宅にあたっては、気仙スギをはじめ県産カラマツの集成材を組み合わせたパネルを主に使用。集成材を生産できる工場が宮城県内にはないといい、かねて住田町の木工団地に発注している。
 同団地は、三陸木材高次加工協同組合、協同組合さんりくランバー、けせんプレカット事業協同組合の三事業体からなる。三木が集成材、ランバーがこの集成材用のラミナ(薄板)、プレカットがこれらを組み合わせた建 築材を主に手掛けるというシステムを構成している。
 交渉段階にあるという万博出展が実現した場合には、同団地で作られたパネルを船で現地に運び用いる予定。パネルには柱や窓枠が付いているため、組み立て作業を一日程度で終えることができるという。
 中国では現在、年五百戸ほどを日本のハウスメーカーが手掛けているとされる。須森社長は「本来なら建築材は地元で消費されるのが大前提だが、業界はそうも言っていられない状況。植栽から伐採、パネル化までを 一つの町の中で完結させる仕組みと、各工程での職人たちの姿勢に感銘を受け、取り引きさせてもらっており、中国市場の開拓によって東北の山を元気づけられればうれしい」と話す。
 三事業体のうち、三木とランバーは経営危機が表面化し、町から三年間で約七億九千万円という多額の融資を受けたうえで再建途上にある。
 多田欣一町長は「国内の住宅着工は年間百十万戸ほどで、中国ではこの二十倍ほどあると聞いている。大いに希望の持てる取り組みであり、木工団地はじめ地域にとっても朗報になるものだ」と期待を寄せる。
 両事業体の副支配人も務める、けせんプレカットの泉田十太郎専務は「中国の富裕層は国産材住宅建築のターゲットとなりうる。今回の挑戦は気仙スギなど県産材が海外に進出する機会でもあり期待したい」と話してい る。
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