ID : 7340
公開日 : 2008年 4月23日
タイトル
自慢のだんじり大修理 灘区上野地区
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/0000970571.shtml
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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神戸市灘区内を勇壮に練り歩く5月のだんじり祭りシーズンを前に、同区の上野地区で、だんじりの修理が地区の人たちの手で進められている。途絶えていた巡行を復活させた初代会長の遺志を受け継ぎ、75
年ぶりの大修理。きらびやかな装飾の真新しいだんじりは、来月2、3日の春季大祭でお披露目される。(横田良平)
同地区のだんじりは明治時代に始まったとされる。現在のだんじりは一九三二年に購入。祭りなどでひかれてきたが、人手不足などを理由に一九六四年を最後に巡行がなくなり、その後解体されたままだった。
そんな中、「だんじりで地域を盛り上げよう」と、一九九一年に「上野宮西会」を創設したのが初代会長の故皆川進さんだった。二十七年ぶりに巡行を復活させ、女性をだんじりに乗せるなど地域一体の活動に。会員も徐
々に増えた。
しかし、皆川さんは昨年三月に死去。生前、老朽化が進むだんじりを見て「修理せなあかん」と漏らしていたという。
その言葉に会員らが動かされた。自治会などから資金援助を受け、昨年秋にいったん解体。汚れが目立つ彫刻部分を洗い、コクタンとカリン、ケヤキで構成する六本の柱を新調。彫金も特注し、金色が映える装飾に付
け替えた。
毎週日曜、地区内の大工の助言をもとに、工具を手にしている。修理を指揮する伊藤英男さん(57)は「元会長との約束が、少しは果たせたかな」と満足そう。四代目会長の伊藤弘之さん(55)は「自慢できるだんじりに
なった。みんなに、きれいになった姿を見てほしい」と話している。
春季大祭では、上野、畑原、五毛、篠原地区のだんじりが地区内を練り歩き、河内国魂(くにたま)神社に宮入りする。
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