ID : 7281
公開日 : 2008年 4月20日
タイトル
切った枝でエコ発電
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080419-OYT8T00740.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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果樹園で廃棄されるサクランボなどの剪定枝(せんていし)をエネルギー資源として有効活用しようと、県や村山地方の自治体、農家、民間企業らが連携し、「果樹剪定枝等循環利用協議会」(仮称)を5月中に
も発足させる。発電原料としての活用を軸に情報交換や実態調査などを進めて具体策を検討し、「環境に優しい果樹王国」を構築して農産物のブランド力向上にもつなげたい考えだ。
県村山総合支庁によると、県内ではサクランボやリンゴ、ラ・フランスなどの果樹の手入れのため、推計で年間3万9000~4万トンの枝が切り落とされている。中でも、果樹栽培が盛んな村山地方だけで全体の6割以
上を占める2万5000~2万6000トンを処分しているという。
しかし、切り落とされた枝は果樹園に放置するか、焼却したり埋めたりして処分されることがほとんどで、同支庁産業経済企画課は「大量に出る剪定枝は資源としての可能性を秘めている。幅広い分野のアイデアを生
かして活用したい」と、協議会を発足させる理由を説明する。
協議会には、木材チップを燃料とする発電施設を備えた発電会社「やまがたグリーンパワー」(村山市)も参加予定。施設は最大2000キロ・ワット(約4000世帯分)を出力できる性能を持ち、年間2万トンほどの木材
チップが必要になるといい、同社発電所の青木寛彦所長は「積極的に協力し、地域資源の活用に貢献したい」と話す。
現時点では、広範囲に廃棄される剪定枝をどう運搬し、どこに集積するかや、チップ化の方法や場所など課題も多く、採算性も未知数だが、同課は「何とか課題を克服したい。環境にも優しいフルーツとしてPRし、付加
価値アップにもつなげていきたい」と話している。
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